【本音】とある患者さんから感じた、美容整形が与える内面変化 

前職で施術をさせていただいた患者さんが、1年以上経って、現職のeクリニックにカウンセリングを受けにきてくれた。

彼女は以前、私にDMで「自分の目標である、『自分に自信を持つ』ということが叶えられた気がします。内面まで自信が持てるようになりました、ありがとうございます!」と感謝のメッセージを送ってくれたことがある。

脂肪吸引や二重整形、目頭切開や目尻切開・タレ目形成など、あらゆる施術を受け、壮絶なダウンタイムをいくつも乗り越えてくれた。そんな彼女をカウンセリングで久々に見た時には、初めて会った内気で寡黙な印象とは全く異なった、明るく気さくで、自然と笑顔が溢れるような、素敵な女性に生まれ変わったように感じた。

人の人生を変えられた事実というのを、目の前で実感させられた。いつまでも鮮明な記憶として自分の脳裏に焼き付いている。

彼女のように、外見から内面まで大きな変化を遂げる方もいれば、それまでも不満ない人生を送っていたとしても、少し綺麗になった部分があれば、「周りから鼻めっちゃ綺麗!って言われるようになりました!」とか「『なんかめちゃ若返って見える!きれい!』と周りの人から言われてテンション上がりました!」と喜びを得られたエピソードを話される方もいる。

少しの喜びでも、何か日常の一瞬でも承認欲求が満たされたのでかれば、自分は何かその人に良い影響を与えられたのだなと、満たされる。美容外科の仕事は、この連鎖で医師と患者さんを幸福にさせていると思う。

逆に、「この辺は綺麗になったけど、ここがまだ気になるな…」とか、「ここまでダウンタイムと腫れがひどくなるとは思わなかったな…」というお声をいただくと、患者さんを十分に、100%満足できなかったと悔いがめちゃくちゃ残ってしまう。患者さんの貴重な時間を、まだまだ充実させ満足させられる余地があったはず、と感じる。いくらでも工夫できたし、勉強できたのに、まだまだ甘かった、と自分をこれでもかと責め倒す。

自分が1mmでもレベルアップするだけで、患者さんがダウンタイムを最小限にし、1日でも早く綺麗になって、朝に鏡に映った綺麗な顔を見て嬉しくなり、充実した1日を過ごせるかもしれない。貴重な時間を、より長く充実させられるかもしれない。

こういった想像を絶やさないようにすることで、妥協を許さない診療とオペができる。


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