年齢を重ねてしまうとどうしても上まぶたの厚みであったりたるみが出来てしまい、たるみによって二重の幅が狭くなることがあります。
眉下リフトの施術は、そのような悩みを改善するのに効果的です。
しかし、一方で眉下リフトの施術を受けたいけどイメージが変わってしまうのでは……など失敗してしまうことに対して不安を抱えている方々がとても多くいます。
不安を少しでも解消するために、眉下リフトではどのような手術を行うのか正しく理解することが大事です。
今回この記事では、
・眉下リフトの手術に失敗してしまったかも……
・眉下リフトの手術の方法
・眉下リフトの手術で注目しなければならないポイントとは
・眉下リフトで失敗する可能性がある患者さんのタイプ
・眉下リフトの失敗の症例を確認
・眉下リフトの手術で失敗しないためにどうすればいいか
について解説します。
気になる方々はぜひ一読ください。
眉下リフトの手術に失敗してしまったかも……
インターネットで眉下リフトの情報をリサーチすれば、「眉下リフトの手術を受けて失敗してしまった」という記事を時々見かけることがあります。
「たるみが気になって仕方がないので、眉下リフトの手術を受けることにしました。思い切って手術を決断したのはいいのですが、手術を受けたら眉毛と目の距離が短くなってしまって以前とは目元の印象が大きく変化してしまいました。今考えると、結局は高いお金を出したというのに手術は受けない方が良かったのかも……と思っています。」
実際問題、眉下リフトの治療をクリニックで受ければ費用も用意しなければならないですし、それで結果手術に失敗してしまったとなれば、相当気持ちも落ち込んでおられることでしょう。
眉下リフトは、上まぶた・目の上のたるみがある方や加齢によって二重幅が狭くなってしまって悩んでいらっしゃる方々にとって、黒目をしっかり見える状態にすることができ、若々しい印象を与えることができるメリットがあります。
しかし、実際には手術を受ける患者さんによっては逆に不自然な仕上がりになってしまったり、失敗につながることがあります。
なんで眉下リフトの手術に失敗してしまうのでしょうか。
それを解説するために、
まずは、眉下リフトの手術の方法を理解しましょう。
眉下リフトの手術の方法
なぜ、眉下の部分がたるんでしまうのかと言えば、加齢による肌の弾力を保つコラーゲンなどの成分が減少したり、眼球あたりの筋力が衰えてしまうことを原因としてあげることができます。
ですから、クリニックでたるみを改善させることができれば目元をスッキリさせることが可能となります。
そこで、眉下リフトの手術を受けるか判断することになります。
まずはクリニックへいらっしゃり、医師としっかりどのような手術を行えば問題が解決するのかカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、医師から眉下リフトのメリットだけでなくデメリットについての説明もありますので、これから手術を受けようと思っている方々は、メリットとデメリットを両方聞き総合判断をして実際に手術を受けていいか決めてください。
手術では、眉下のたるみの状況に加え、目元全体の状態をチェックした上で、デザインを決定します。
そして、決めたデザインに沿って皮膚を切除していきます。
ケースバイケースになりますが、手術では、皮下脂肪や眼輪筋も切除することがあります。
切除した後、中縫いをしたうえで表面の傷口を縫合します。
クリニックでの手術はおおかた、一時間半程度で終了します。
眉下リフトの手術で注目しなければならないポイントとは。
眉下リフトの手術において注意しなければならないポイントはどこにあるのでしょうか。
注意すべきポイントは、
・デザイン
・どの程度皮膚を切除するか
・眼輪筋も切除した方がいいのか
などをあげることができます。
クリニックでは手術している最中でも局所麻酔を使用しているため、患者さんに確認してもらいながら進行していくことができます。
手術では、あらかじめ決めたデザインに従って切除を行っていきますが、患者さんの側から、「もう少し切除して欲しい」というリクエストがあることもあります。
また、左右どうしても差が出てきてしまうこともあります。そこで医師は、不自然な仕上がりにならないように微調整をしていきます。
眉下リフトで失敗する可能性がある患者さんのタイプ
実際に眉下リフトの手術では、
・目と眉毛の間が狭い患者さん
・目元の印象に大きな変化が欲しい患者さん
・眉毛の細さが気になる患者さん
の場合、以下のような失敗が起きてしまうことがあります。
目と眉毛の間が狭い患者さん
目と眉毛の間が狭い患者さんの場合、もともと眉下リフト向きであるとは言うことができません。
眉下リフトの手術では、眉下のたるみを切除することによって一段と距離が狭まってしまうからです。
目元の印象に大きな変化が欲しい患者さん
眉下リフトの手術を受けることで目元の印象に大きな変化がもたらされることを期待している方々も少なくありません。
しかし、眉下リフトの施術は、眉下のたるみを解消するためにあります。手術では、それほど大きな目元の変化は期待できるものではないこともあらかじめ理解しておくべきことです。
眉毛の細さが気になる患者さん
眉下リフトの手術では、基本眉毛の中を切開する手術を行います。ほとんど気にならないほどの施術を行うことができますが、もともと眉毛が細い方々もいらっしゃるでしょう。そのような方々の場合、手術した後に、目元の印象が変わってしまう可能性があります。
眉下リフトの失敗の症例を確認
まず、患者さんがしなければならないことは、眉下切開のリスクを理解することです。
眉下リフトの手術にはリスクが少なからずありますので、それを受け入れることができないのなら手術はしない方がいいです。
この章では、
・眉毛が細くなってしまうかも……
・目と眉毛の距離が近くなる
・傷跡が残ってしまう
・つり目になってしまうかも
・依然たるんでいる
・赤みや腫れが生じてしまった
・眉下リフトの手術はいくらかかる?
について解説します。
眉毛が細くなってしまうかも……
眉下リフトの手術では、眉毛の中から切開するという流れになるので、眉毛が細くなってしまうことがあります。
通常であればほとんどわからない程度の変化なのですが、もともと眉毛が細いという方々は、注意をしなければなりません。
目と眉毛の距離が近くなる
眉下リフトの手術では、スッキリまぶたのたるみを解消することができます。しかし、目と眉毛の距離は近くなってしまうでしょう。
こちらの場合も大きく変わるという訳でもありませんが、もともと目と眉毛の間が狭いという方々は、注意が必要です。
そのようなことはしっかりカウンセリングで医師から説明を受けるようにしてください。
傷跡が残ってしまう
眉下リフトの施術を受けたいけど躊躇しているのは、手術を受けることで傷跡が残ってしまうからではないでしょうか。
眉下リフトでは切除する手術を行いますので、傷あとは残ります。
しかし、正しい位置で丁寧に切開を行うことで、傷口が目立ってしまうことはありませんので安心してください。
ただし、患者さんによっては、傷跡の赤みや腫れが出てしまうことがあります。しかしそれも、次第にわからなくなっていきます。
つり目になってしまうかも
たるみを解消することができて満足していたけど、気が付けば目がややつり目に……。そのような症例もあります。
眉下リフトの手術では、目尻側の方がたるみが強く出てしまうため、目尻側を多く切開する必要が出てきます。
このとき多く切開してしまうことで、つり目となってしまうことがあります。
依然たるんでいる
たまに眉下リフトの手術を受けたというのに、たるみ自体が解消されていないことがあります。
皮膚のたるみが重度の場合、手術をして残るケースはあります。
赤みや腫れが生じてしまった
患者さんの中には、眉下リフトの手術を受けて赤みや腫れが生じてしまったというケースがあります。
しかし、そのような赤みや腫れは1週間程度で消えていきますので安心してください。
ダウンタイムについて気になる……という方々も多くいらっしゃることでしょう。
手術では術後7日目に抜糸を行います。そして、抜糸した翌日から石鹸での洗顔や入浴が可能となります。
さらに、抜糸の翌々日からアイメイクも行うことができます。
1ヶ月程度で馴染んでいき、3ヶ月目にはほとんど完成となります。
眉下リフトの手術はいくらかかる?
このクリニックは幾分価格が安いから施術を受けることにした……という方々も中にはいるかもしれません。
しかしそうではなく、眉下リフトの手術を受ける上で大事なのは内容の方です。
あまりにも価格が安いところを選んでしまうことで、手抜きが行われているかも。
そのようなトラブルを避けるためにも、眉下リフトの手術の相場価格を知っておくことも大事です。
眉下リフトの手術は自由診療となるため保険は適用されません。クリニック側が自由に価格を設定することができるため、クリニックによって料金設定もそれぞれ違います。
眉下の切開だけであれば両目で400,000円ほどが相場となります。
眉下リフトの手術で失敗しないためにどうすればいいか
眉下リフトの施術を受けたいけど失敗したくない……。患者さんみなさんが思っていることでしょう。
ただし、眉下リフトの手術には失敗?と思える症例があるのも事実です。大事なのは、失敗を最小限にとどめるためにどうすればいいかです。
それは患者さんがあらかじめリスクを正しく理解することです。
そのためにしっかりと時間をかけたカウンセリングが大事です。
中には、眉下リフトのメリットばかりを話し、手術を推し進めるクリニックがありますので注意をしましょう。
医師はカウンセリングで、眉下リフトのリスク、注意点などもしっかり説明をし、患者さんに同意を求める必要があります。
あるクリニックでは、豊富な経験と知識を持った医師がカウンセリングにおいて目元を見、患者さんに納得してもらうことがでるまで丁寧にシミュレーションを行っています。あらかじめ確認することでリスクを最小限に留める対策を行っています。
医師が患者さんの意思をしっかり確認し、患者さんが納得していないようであれば無理に手術をすすめないという姿勢も大事です。
つまり、患者さんに考える時間を充分に与えて、納得できたと確認できた段階で手術を行うということが大事です。
クリニックの公式サイトなどを見ているだけではどのクリニックも安心して利用することができるクリニックのように見えます。
それは宣伝材料でホームページを制作している訳ですから当然のことです。
果たしてその公式サイトには、デメリットやリスクについての記載はあるでしょうか。
料金は明確に提示されているでしょうか。
また、公式サイトだけでは完全ではありませんので、ネットの口コミなども参考にしましょう。
さらに、直接電話をかけていろいろ聞くことでクリニックの雰囲気を知ることができます。
そして、やっぱり大事なのは医師と向き合いじっくりカウンセリングを行うことです。
まとめ
いかがでしょうか。今回は、眉下リフトの手術を受けたいけど失敗してしまうかも……と不安な思いをしている方々が多いので解説をしました。
眉下リフトの手術は、患者さんによっては不自然な仕上がりになってしまったり、失敗につながることがあります。
では、眉下リフトの手術を失敗しないためにどうすればいいのでしょうか。
まず、患者さんがしなければならないのは、眉下切開のリスクを理解することです。
眉下リフトの費用の問題も相場を知る必要がありますし、
・眉毛が細くなってしまうかも……
・目と眉毛の距離が近くなる
・傷跡が残ってしまう
・つり目になってしまうかも
・依然たるんでいる
・赤みや腫れが生じてしまった
と言った起こりうるリスクはあらかじめ理解が必要です。
眉下リフトのリスクを理解する上で大事になるのは、医師とのカウンセリングです。
眉下リフトの手術を受けたいと思っている方々は、しっかりと医師と向き合い、眉下リフトのメリットだけでなくデメリットも説明を受けるようにしてください。
眉下リフトの手術は、デメリットもあるということをあらかじめ理解した上で受けることが大事です。
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