【”老け”とおさらば】脂肪注入とは?


脂肪注入とは体の様々な箇所に脂肪を注入して、しわ・くぼみ・クマなどを解消する施術です。今回はその中でも「目元」の脂肪注入に関する施術を紹介します。

ご自身の脂肪を採取して、抽出した脂肪を上まぶたや下まぶたに注入します。これによって、目元のクマ・たるみ・くぼみなどを改善することが可能です。

今回の記事では、施術の概要、メリット・効果、デメリット・リスク、ダウンタイムの過ごし方についてまとめました。

施術の概要


まず施術方法は「経結膜脱脂+脂肪注入」と「CRF(コンデンスリッチファット)法」の2つに大きく分けられます。
まずは2つの施術方法の概要を紹介します。その後に本施術を受けるにあたって重要になってくる知識「適応部位」、「ドナー」、「生着率」の説明をします。それでは見ていきましょう。

経結膜脱脂法+脂肪注入


まず、「経結膜脱脂法+脂肪注入」について説明します。
そもそも経結膜脱脂法とは目の下を切開して、脂肪を取り除いて、クマやたるみを改善する施術です。

本施術はこの経結膜脱脂法で得た脂肪を目の下に注入するといった方法になります。

わざわざ、切開して脂肪を採取して、対象の箇所に脂肪を転移するなんて無駄ではないのか?と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

目の下の脂肪が多くたるみが出ていることがあります。これを採取することで、まずたるみは解消されます。目と頬の境界線が凹んでいる箇所に採取した脂肪を注入することで、段差が解消され、くまやたるみが解消されます。

また、こちらの施術はくま・たるみが比較的軽度の方に向く施術です。

CRF(コンデンスリッチファット)

CRFはまずは皮下脂肪を採取します。採取したものの中から老化した細胞や血液などの不純物を取り除いて、その中からマイクロCRFという細胞を抽出します。抽出したものを注入するといった施術方法となります。また、上述した経結膜脱脂法と併用する場合もあります。

脂肪の細胞を採取したものを注射するのは不安と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
他に目元の施術で例えばヒアルロン酸を使用することがありますが、こちらに比べるとCRFの場合はアレルギー反応が少ないです。

CRFは美容整形の中でも副作用の少ない施術です。

施術法は大きく「経結膜脱脂法+脂肪注入」と「CRF」があり、どちらが向くかは現在の患者様の状況やなりたい理想の姿によって異なります。

ご自身で判断するのは難しいので、美容外科クリニックのカウンセリングを受けることをお勧めします。

適応部位

目の下

目の下は加齢や生活習慣などにより、たるみやクマなどができやすい箇所です。施術でもこちらの箇所を希望される方が多いです。

凹凸が生じている箇所(目と頬の境界線)に脂肪を注入することで、クマやたるみを改善します。脂肪注入単体で行うこともあれば、経結膜脱脂と併用して施術を行うこともあります。

何が適応になるかは、カウンセリングでドクターやカウンセラーにお聞きする必要があります。

目の上

目の上は加齢により、凹んでしまうことがあります。二重が三重に見えてしまう、眠そう・老けているような印象を与えてしまいます。

CRFが効果的な場合もありますが、その他の施術(眼瞼下垂手術、たるみ切除など)の方が適応の場合もあります。

こちらもご自身で判断するのは難しいので、実際にカウンセリングに行ってみて、ご自身のなりたい姿・適応のある施術方法について、ドクターとカウンセラーに相談する必要があります。

他にも、おでこ、眉間や目尻の下、涙袋、頬のコケ、ほうれい線、口元、首のシワ、顎のラインなどの顔全体で施術を行うことが可能な方法です。

ドナーについて

これは実際に脂肪を採取する箇所のことを言います。具体的には、目の下、お腹、太もも等が挙げられます。

採取の方法については、局所麻酔を使用して、対象の箇所に穴を開けて採取するといった例があります。

内出血が生じてしまう例もあるとのことですが、時間がたてば解消します。

生着率について

注入された脂肪細胞は全てが生着しません。実際に生着した脂肪細胞のことを「生着率」と言います。

従来の脂肪注入だと不純物が多く入っており、生着率が多くはありませんでした。しかし、CRFの場合だと不純物を取り除く処理をしており、生着率が大きく向上しました。CRFの場合だと生着率が70〜80%ほどだと言われています。

また、脂肪細胞の生着率も様々な要素によって左右されるので注意が必要です。例えば、注入する量とその方法、脂肪細胞を採取する場所とその方法、年齢、施術後の過ごし方(安静に過ごしているか、施術箇所を冷やしているかなど)などがあります。例えば、年齢が若い人の方が脂肪細胞の生着率は高いですし、施術を受けた当日に激しい運動をしたり、飲酒をするのは好ましくありません。

施術を受けた暫くの間は安静に過ごす必要があります。また、施術箇所を冷やすことも重要です。

このような施術を受けた後の過ごし方は今回の脂肪注入以外の施術でも同じですが、ドクターからの指示をしっかりと守ることが大事です。

カウンセリングや施術時にドクターから話をきき、しっかりと言われたことを守るということがダウンタイムの縮小にもなりますし、施術の仕上がりも変わってきます。

また、どのような脂肪細胞の採取や脂肪の注入が行われるかドクターやカウンセラーに確認することも大事になってきます。

メリット・効果

若返り

年齢を重ねるにつれ、目元は若々しさを失います。本施術を行うことで、若々しい印象の目元になることが期待できます。

効果が持続する

ヒアルロン酸だと効果が得られる期間が限定されます。効果を持続させたいのであれば、定期的に施術を行わなければなりません。
ですが、今回の施術は効果が半永久的なものになりますので、効果が持続することが期待できます。

くまとたるみの改善

年齢や生活習慣などが原因でくまやたるみが生じることがあります。クマやたるみがあると老けて老けていたり、暗い印象を与えてしまうことがあります。

本施術を受けることで目元の印象がハッキリしたり、若々しい印象になることが期待できます。

リスクが低い

ご自身の脂肪を使用することになりますので、ヒアルロン酸などの注射系に比べると心理的なハードルを低く感じる方もいらっしゃると思われます。

また、特にCRFはご自身の脂肪の細胞を使用するので、アレルギー、感染症、注射によるものなので傷跡が目立ちにくくなるといったメリットもあります。

脂肪注入では、自分の脂肪細胞を採取して使用するのでアレルギーなどのリスクが比較的低く安全な方法だといわれています。したがって、「他者からエイズや肝炎などの感染症にかかる危険性がない」 ことや「メスで皮膚を切らないで注射器で注入するだけなので目立つ傷が残らない」、「何度でも注入することが可能」、「治療中でも患者が自分で鏡で確認しながら施術を行える」というメリットもあります。

このようなメリットも心理的に安心ができる要因の1つになります。

余計な脂肪を吸引できる

脂肪を採取する際に、脂肪を減らす施術で用いられる脂肪吸引と同じような手法が用いています。そのため、本来の目的は脂肪注入だとしても、間接的なメリットとして脂肪吸引をすることができます。

どの部位の脂肪を採取するのかについては、施術する施設によって対応が異なりますが、希望を受け付けてくれることも多いので、検討する際に事前に聞いておくことがおすすめです。

例えば、二の腕の脂肪が気になる方だと、二の腕の脂肪吸引を受けながら、(脂肪を減らしつつ)、目のくまの改善を行うことができ、一石二鳥な方法といえます。

デメリット・リスク

時間と手間がかかる

脂肪を採取するというプロセスがあるので、ヒアルロン酸のように注射だけで完結する施術にくらべるとどうしても時間はかかってしまいます。

脂肪採取による負担

脂肪を採取箇所に負担が生じてしまいます。例えばCRFの場合、筋肉痛や打撲のような痛みを感じることもあります。他にも、1〜2週間ほど採取箇所で内出血が起こる可能性があります。

皮膚の凹凸が目立つ

皮膚表面の浅い箇所に多く脂肪を注入するとかえって凹凸が目立つ可能性があります。

腫れ・むくみ

脂肪を注入した箇所に生じる可能性があります。だたし、時間がたてば解消されます。

内出血

脂肪注入時に生じる可能性があります。まぶたの皮膚は薄く、内出血が起こることがあります。こちらも腫れ・むくみと同様に時間が経過すれば解消します。

眼瞼下垂

上まぶたに脂肪を多く注入すると眼瞼下垂になってしまう可能性があります。

定着率

定着率には体質や生活習慣、年齢などの個人差があります。施術後はとくに、意識してできる限り定着するよう生活するようにしましょう。

喫煙や過度なダイエットなどは、脂肪の定着の妨げになるので控えましょう。

ダウンタイム

経結膜脱脂法+脂肪注入

まず、脂肪を採取するときの傷については、目の裏から行うので傷が残ることはありません。また、脂肪を注入する際の注射についても、跡は数日から1週間で消えます。

ただし、目の腫れが数日続いたり、涙に血液が入ったり、今まで以上に目ヤニが増えるといったことが1週間続きますのでこちらも注意が必要です。

どうしても不安なら眼鏡でカモフラージュしたり、お仕事がある方なら、テレワークにしたり有給を取るのもアリです。

コンタクトは施術から1週間ほどで可能になります。

ただし、若干クリニック・ドクターによって指示は異なるので、施術後の過ごし方はドクターに確認をする必要があります。

CRF

CRFはダウンタイムの短い施術です。

脂肪を注射した目元には数日ほてりや腫れが発生する可能性があります。
また、頻度は大きくはないですが、内出血が発生する場合もあります。ただし、一週間程度でおさまります。

また、上述した通り、脂肪採取による痛みや腫れが生じることがあります。

ダウンタイムとしては「経結膜脱脂法+脂肪注入」と似たような箇所もあり、施術後は安静にするのが理想です。眼鏡をしてカモフラージュをしたり、有給や在宅勤務にするのもOKでしょう。

こちらも若干クリニックとドクターで指示が異なることがあるので、施術後の過ごし方についてヒアリングする必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。「経結膜脱脂法+脂肪注入」と「CRF」の2つの施術法、適応部位・ドナー・生着率といった脂肪注入に関する基本知識、メリット・効果、デメリット・リスク、ダウンタイムの過ごし方を紹介しました。カウンセリング時は以下の点に留意して、ドクターやカウンセラーにヒアリングするのがいいかと思います。

  • そもそも適応があるか
  • どの施術で行うのが最適か(「経結膜脱脂法+脂肪注入」や「CRF」のどれで施術をうければいいか)、また、その施術の方法
  • 施術のメリット・デメリット、リスク
  • 施術後の過ごし方
  • 料金やプラン
  • 不安や悩み

カウンセリングは1箇所だけでなく、最低でも複数箇所回るのが良いです。複数カウンセリングを行うことで、知識を得られることは勿論のこと、あらたな疑問も生まれると思います。それによって、今までよりも深い質問をすることができるでしょう。


また、ドクターやカウンセラーにより提案される内容も異なります。患者様とドクターとの相性も施術先を選ぶ際に重要になってきます。

今回の記事が脂肪注入を検討されている方の参考になれば幸いです。


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