【手術は怖い?】眼瞼下垂との向き合い方を徹底解説

・最近視界が狭くなったと感じる

・人やモノとぶつかってしまうことがある

・クルマを運転しているときに突然視界に人、クルマが入ってきて怖い思いをしたことがある

そのようなシーンに遭遇した方々は、眼瞼下垂(がんけんかすい)であることを疑った方がいいかもしれません。

眼瞼下垂は普段生活に支障をきたさないと思っている方々はいらっしゃるかもしれません。しかし、クルマを運転している方々などにはかなりヒヤリとしたシーンに遭遇してしまった体験があります。

あなただけでなく、他者の命にもかかわる問題なので、このまま放置しておくべきではありません。

実は眼瞼下垂は、そのまま放置しておくと怖い病気だったのです。

また、眼瞼下垂の手術を受けたいけど、手術が怖いという方々もいらっしゃるでしょう。

今回は、このふたつの「怖い」のキーワードに沿い眼瞼下垂について解説をします。

気になる方々はぜひ一読ください。

眼瞼下垂をそのまま放置しておくのは怖いこと?

眼瞼下垂では、まぶたの開きが悪いと感じたり、視界が見えにくいという症状がおこります。

また、眼瞼下垂によって、肩こりの症状であったり、頭痛、慢性的な疲れが起こることもあります。

友だちからは「いつも最近眠たそうな顔をしている」と思われているかもしれません。

実際に眼瞼下垂の症状の方々はとても多いです。ただし、眼瞼下垂という名前自体知らないという方々は多いのではないでしょうか。

ガンの場合放置しておくことですぐに死へと結びついてしまうため放置することができません。しかし、一方で眼瞼下垂の場合は、眼瞼下垂が原因で死ぬというほどの病気ではありません。

まずは人たちが第一優先してしまうのは、ガンのような病気の方であり、眼瞼下垂のような病気は軽視されがちだからです。

また、眼瞼下垂の症状になっていることを知っていながらも、「もう私はこの年齢だから仕方ないかな……」と思っている方々もいらっしゃることでしょう。

眼瞼下垂の症状は突然起こるものではなく、徐々に見づらくなるために、本人にそれほど自覚がないこともあります。

眼瞼下垂は交通事故を起こすリスクがある

眼瞼下垂をそのまま放置しておくことが怖い理由は、交通事故を起こしてしまうリスクが格段に高まるからです。

眼瞼下垂になってもなんとか食事を作ったり、お風呂に入ったりという日常生活はスムーズに送ることができるかもしれません。

しかし、人たちは生活をするために外へ出てもいかなければなりません。

外へ出て行けば、私達は普段以上に様々な障害物と遭遇し、細かな注意をして歩いているのです。

眼瞼下垂になれば、上外側方向があまり見えていないため、頭をいきなりドア枠にぶつけてしまうこともあるかもしれません。

また、頭をぶつけてしまうかも……という恐怖心によって、ビクビクした歩き方になってしまっていることはないでしょうか。

眼瞼下垂の症状は、横方向からくるクルマや人がすぐに目に飛び込んでこなくなるため、交通事故を起こしてしまうリスクをどうしても高めてしまうことになります。

もちろん現在クルマを運転しているという方々はより慎重に運転しなければならないことは言うまでもありません。

近い将来怖い思いをしないためにも眼瞼下垂になった方々は、治療するモチベーションが大事ではないでしょうか。

眼瞼下垂は身体にも影響を及ぼす

眼瞼下垂の症状を放置し長期化してしまうことで、目の周りの筋肉がいつも緊張状態となり、緊張性頭痛が起きてしまうことがあります。

実際問題、頭痛や肩こりの症状に耐えることができなくなり、眼瞼下垂の治療を受けることにした方々もいます。

そして、眼瞼下垂の治療を受けたことによって、頭痛や肩こりの問題が改善されたというケースは多数報告されています。

また、眼瞼下垂を放置しておくことで、自律神経失調症になる方々もいます。

眼瞼下垂になると目を開くためにミュラー筋が活発化し、副交感神経は緊張状態となります。交感神経にストレスがかかってしまうことで頭痛や肩こりがあらわれ、結果自律神経に乱れが出てきてしまうため起こります。

自律神経失調症には不眠、めまいと言った併発して出てしまう症状が多くありますので、やはり眼瞼下垂は怖い病気であるという自覚が大事です。

眼瞼下垂だと思ったら、即クリニックに相談する姿勢が大切です。

眼瞼下垂の手術は怖い?

眼瞼下垂の治療を受けたいけど、手術が怖いと思っている方々も多くいらっしゃることでしょう。

手術が怖くないと言えば嘘になるのかもしれません。しかし、眼瞼下垂の手術自体は片眼15分以内で終了してしまうものもあります。

手術時間が短いほど、ダウンタイムも短くなると考えていいでしょう。

眼瞼下垂の治療を受けたいと思っている方々は、まずはクリニックでどのような治療が行われるのか正しい情報を収集することが大事です。

眼瞼下垂の手術は痛い?

眼瞼下垂の手術では、まずは、手術前に安定剤を飲み手術に挑みます。

術室に入れば、手術ベッドに横になり、低濃度笑気ガスを吸っていただきます。これによって緊張感や不安感をやわらげることができます。

また、局所麻酔には、30ゲージという一番細い針を使用し、とてもゆっくりと麻酔液を注入することによってかなり麻酔の痛みも抑えることができます。

実際には、手術している最中ぐっすり寝ている方々もいらっしゃるほどです。

手術した後の痛みもそれほどないという方々がほとんどです。

念のためクリニックでは痛み止めをお渡ししますが、飲まない方々の方が多いようです。

このような流れを見れば眼瞼下垂の手術は怖いのかもしれませんが、麻酔の段階で恐怖心はほとんど消えるという見方をすることができます。

皮膚側からの切開の場合、抜糸は施術後1週間ぐらいにします。決してそれも痛いものではありません。

また、結膜側(内側)からの手術の場合、抜糸はありません。

目が腫れてしまうことが怖い

眼瞼下垂の手術を受けたいと思うけど、目が腫れてしまうことが怖いという方々も多いです。

仕事をしている方々は、特にそのような不安を感じていらっしゃることでしょう。

まぶたの手術は残念ながら必ず腫れをともなうものです。手術侵襲による浸出液の出方はそれぞれ人たちによって違いますので、腫れ方にも個人差があります。

気になる方は腫れを隠すためのサングラスなどをあらかじめ用意しておくのがいいでしょう。

また、腫れはどうしても困るという方々については、まぶたの内側から行う手術の選択肢がありますので医師に相談してください。術後の腫れはかなり少なくなるでしょう。

お風呂だって、翌日からはおおかたはOKとなります。洗髪、洗顔もOK、ただし、傷は治りかけている段階なので傷口をこすらないように、シャワーで洗い流す程度にしてください。

眼瞼下垂の手術を受ける際、どの程度の期間で日常生活に復帰できるのかということも不安要素です。つまりダウンタイムの問題です。

それぞれの人たちによって、仕事復帰の基準は違います。仕事がただできればいいという方々であれば、場合によっては当日からでも可能なことがあります。

しかし、他者に全く違和感を与えない状態を取り戻すのには、最低で二週間程度必要と考えてください。

抜糸した段階では、ちょっと接する程度であれば全然眼瞼下垂の手術を受けたことは気づかれない程度になります。

また、一か月経過すれば、ほとんど手術はわからないレベルにすることができます。

手術に失敗してしまうかも

中には眼瞼下垂の手術に失敗してしまうかもということを怖がっている方々もいらっしゃるでしょう。

眼瞼下垂は、顔にかかわる大事な部分の手術です。手術に失敗してしまったときの心理的ダメージもそうとう大きいです。

修正手術が可能なこともありますが、身体にもよけい負担がかかってしまうことになりますし。

失敗しないために、最初にどのようなクリニックで施術を受けるのか決めることがとても大事です。

眼瞼下垂の原因、症状はそれぞれ患者さんによって違いがあります。左右差もありますので、ひとことで眼瞼下垂といっても有効な術式、切開の範囲は患者さんそれぞれ違います。

そのため、まずは信頼できるクリニックにおいて、眼瞼下垂の状態についてしっかりと医師から診断と説明を受けることが大事です。

しかし、美容整形を取り扱っているクリニックのごく一部では、大学を卒業したばかりの医師が実際に手術を担当し、経験不足から失敗を招いてしまったといったケースも報告されています。

眼瞼下垂の手術では、

・不自然な目の形でまぶたが閉じない

・手術した後も満足のいく変化がない

・二重のラインが変化する

・仕上がりに左右差がある

などの失敗例も報告されています。

カウンセリングは医師を見極めるいい機会の場とすることができます。

カウンセリングでは、実際に担当する医師についての確認、手術例などをしっかりと確認しておく必要があります。

同じ手技で手術をしても、それぞれ患者さんの体質によって仕上がりが違ってしまうこともあります。

眼瞼下垂手術による効果が思うように出なかった際に、再度手術をしてくれるクリニックを選ぶことが大事なことです。

眼瞼下垂の手術はどのくらいかかる?

眼瞼下垂の手術を受けたいと思っているものの、費用のことが怖いと思っている方々も少なくありません。

眼瞼下垂の手術は、皮膚切開が現在一般的です。

眼瞼下垂の手術を受けたいという方々のほとんどは保険適応の手術を受けることができますので、おおかた想像している以下の予算で済ますことができます。

眼瞼下垂は、視界が狭くなってしまうことで視機能に影響を及ぼしてしまう眼科疾患であるという考えのもと保険が適用され、保険診療の負担割合に基づいた自己負担で手術を受けることが可能となります。

おおよそ、3割の負担であれば、片眼に対して21600円(1割負担であれば、7200円)という費用がかかります。

決して安い費用ではないのかもしれませんが、この程度であればなんとか受けることができるという方々もいらっしゃることでしょう。

ただし、ごく軽度の場合であったり、まぶたの皮膚がたるんで見えにくい症状を解消したい、すっきりした目にしたいと言った美容目的の場合、切らない治療を希望の場合、さらに他のクリニックで一度手術を受けた修正手術を希望する場合、保険適用外となってしまい自由診療となることがあります。

何よりも眼瞼下垂の症状は自分自身では判断することができないので、自己判断ではなくまずは専門医に診てもらうことがおすすめです。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、

眼瞼下垂はそのまま放置しておくと怖い病気?

眼瞼下垂の手術は怖い?

のふたつのテーマについて解説しました。

眼瞼下垂をそのまま放置しておくことは、

・眼瞼下垂は交通事故を起こすリスクがある

・緊張性頭痛や自律神経失調症など身体に影響を及ぼすリスクがある

ことから決しておすすめではありません。

すぐにクリニックで診察を受けるようにしてください。

手術自体怖くないと言えば嘘になるかもしれません。しかし、眼瞼下垂の手術の場合、麻酔の段階で恐怖心はほとんど消えると言っていいでしょう。

ただし、過去眼瞼下垂の手術を受けて失敗してしまったケースも散見することができます。

そのような事態に陥らないためにも実績のある医師から施術を受けることが大事です。

カウンセリングも医師を見極めるいい機会なので、患者さん側からいろいろと質問する姿勢が大事です。


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