小鼻縮小手術は、顔の中でも目立つ部分である鼻のサイズを調整し、より整った顔立ちを目指す施術です。特に小鼻の横幅が気になる方や、鼻の穴の大きさに悩んでいる方におすすめの方法となっています。美容医療が進化する中で、小鼻縮小は多くの方に選ばれている人気の施術の一つです。
小鼻縮小手術の方法別メリットとデメリットを徹底解説
小鼻縮小手術は、顔の印象を大きく変える可能性を秘めていますが、その効果は施術方法によって異なります。ここでは、小鼻縮小の各手法の利点と欠点を詳しくご紹介します。
- 内側法(Internal Technique)
- 外側法(External Technique)
- 内外測法(Combined Internal and External Technique)
- 引き締め縫合(Cinching Suture)
- Flap法(Flap Technique)
- まとめ
内側法(Internal Technique)
メリット
- 黄金比への調整: 鼻翼幅が縮小されることで、目と目の間に収まり、顔の黄金比に近づきます。
- 目立たない傷: 切開部が鼻の穴の内側に隠れるため、外からの視認が困難です。
- 自然な形状保持: 小鼻の自然な丸みを保ちつつサイズを小さくできる点も魅力的です。
デメリット
- コンセント鼻のリスク: 鼻の穴が小さい人が手術を受けると、極端に小さくなるリスクがあります。
- 鼻翼の位置変動: 過度な切除は鼻翼が下がる原因となり、顔のバランスを損ねる可能性があります。
外側法(External Technique)
メリット
鼻翼の張り出し改善: 鼻翼が外側に張り出している場合に有効で、その印象を自然に見せることが可能です。
デメリット
傷跡の目立ちやすさ: 外側法は傷が目立ちやすく、治癒後も隠れにくいことがあります。
内外測法(Combined Internal and External Technique)
メリット
徹底的な小鼻縮小: 内側と外側の両方からアプローチすることで、より効果的に小鼻を小さくすることができます。
デメリット
傷跡とダウンタイム: 他の方法に比べて回復期間が長くなることが多く、傷も目立つことがあります。
引き締め縫合(Cinching Suture)
メリット
- 後戻りの予防: 他の手法に追加することで、手術の効果が持続し、後戻りを防ぎます。
- 下降防止: 鼻翼が下がるのを効果的に防ぎます。
デメリット
笑った時に鼻が突っ張る感じが出ることがありますが、これは通常、数週間から1ヶ月で自然に治る。
Flap法(Flap Technique)
メリット
追加の縮小効果: 内側法に加えることで、小鼻縮小の効果が増し、形状の後戻りも防げます。
小鼻縮小内側法で、鼻腔内(鼻の穴の中)の皮膚で切開を入れるのですが、その切開した皮膚を取り除かずにそのまま皮下に埋め込んでしまおうという、ちょっと捻った方法なのですが、強力な後戻り予防の効果が得られます。
デメリット
できるドクターの少なさ: 正確に施術を行うことができる医師が限られているため、選択肢が狭まります。
小鼻縮小をしているドクターにはできるドクターはあまりいないかと思われます。
私自身も、基本的にはほとんど引き締め縫合を併用していますが、たまーにFlap法でやることもあります(小鼻の広がりがかなり強い方など)。
まとめ
小鼻縮小は、基本的にはあまり傷が目立たず、なおかつ変化を出しやすい内側法に引き締め縫合を併用することが多いですが、適応によって上記の方法を使い分けております。ご参考までに。
Dr.伊藤 渉
コメントを残す