日頃の生活の中で過ごしていると、なんとなく瞼が重くなったりとか、視野が狭くなったと感じることはあるかと思います。鏡を見ても、すぐに瞼が腫れぼったくなっているのがわかるケースもあるでしょう。ただ、それらは何気なく見過ごすのではなく、しっかりと対処していくことも重要なことだったりします。
そこでこの記事の中で、具体的な原因などに触れつつ、いろいろと細かい部分まで解説をしていきたいと思っています。割とサクッと読めるかと思っていますのでぜひ目を通してみてくださいね。
眼瞼下垂
基本的には、瞼が重くなる原因としてはたくさんあるのが特徴です。そしてそのうちの1つとも言われているのが眼瞼下垂になります。眼瞼下垂については、発達異常などによって最初から下がっているケースもあります。その一方で他の原因などによって後から下がってくることもあるのです。理由としては加齢によって瞼が下がってくることがありますね。そのほかにも、コンタクトレンズを使うことによって若い段階で瞼が下がってくることがあります。原因がなんなのかをまずは解明していくことが重要でしょう。瞼を上げるための筋肉に異常があることも十分に考えられることだからです。
ドライアイ
ドライアイによって瞼が重くなってくることもあります。なのでしっかりとドライアイが起こらないように対策していくことが重要になってくるでしょう。ドライアイに関しては大きく2つの種類があると言われていますので、そこを押さえておくことが重要です。1つは涙の量に異常がある場合と、涙の質に異常がある場合です。これらが違ってくることによって対処法が変わってきますので、まず自分がどちらに当てはまるのかを考えていく必要があります。また、スマホやパソコンでもドライアイになる可能性は十分にあります。最近だとリモートでパソコンやスマホなどを活用した働き方も主流になってきましたので、しっかりとドライアイが起こる確率はかなり高くなってきたと言っていいでしょう。
ものもらい
また、ものもらいによって瞼が重くなることも十分にあり得ることです。想像していればごくごく普通のことだと思いますが、瞼にできものがあるわけなので、その分重みが出るのは仕方がないことでしょう。時に重症化することもありますので、その際にはさらに重みを感じることでしょう。体が元気かどうかでも状況が変わってきたりするので、そこはしっかりと自分の体調管理をやっていくことも必要になります。
睡眠不足
睡眠不足になるのも、瞼が重くなる重大な原因となります。たとえば、人が眠る時にはどうなっているか想像がつくでしょうか?当然ですが、瞼を閉じながら寝ているはずです。ということは、睡眠不足で眠くなれば瞼を閉じる動きが大きくなるので、重く感じるわけです。しっかりと寝つつ、十分に目が開く状態にしていくことが大切になるのです。また、睡眠不足になると免疫力が低下したり、体の抵抗力が落ちてしまうこともあります。そうなると、必然的に病気にもかかりやすくなります。上記でも挙げたようなものもらいに繋がる部分もででくるわけなので、しっかりと対策していくことが重要になるのです。
寝ている間に体の中で行われていることは数多いので、そこを大切にする意識が欠かせません。
軽くする方法
では、瞼を軽くしていくためにはどうしたらいいのでしょうか。もちろんここまでで挙げたようにさまざまな理由が出てきますので、一概に方法を絞れるわけではありません。自分1人でできるものもあれば、他の人に相談しなければいけないことも多くあるでしょう。
ただ、自分でできることに関しては、積極的に行っていくことで状況を良くすることが可能です。そこでここからは、気軽にできる内容について詳しく見ていきたいと思っています。
目の周りを温める
目の周りを温めることは非常に効果的です。特にドライアイや眼精疲労を防いでいくためにも有効な方法だと言えるでしょう。目の周りを温めることで、涙の分泌も積極的に進んでくるようになります。そのため、ドライアイを防ぐことができますので、瞼の重みも緩和することができるのです。筆者も実際に目の周りを温めたりはしていますが、効果は抜群で非常にスッキリした気持ちになります。
注意点としては、電子レンジでタオルを温めた時に高温になってしまうことがあります。
そうするとヤケドのリスクも出てきますから、しっかりと目に当てる前に確かめつつ、乗せるようにしていきましょう。
体操をする
基本的には、目の体操を定期的に行っていくと症状の緩和にも繋がってきます。集中してしまうとつい、目を使いすぎてしまうこともありますので、そうならないように、定期的に目の体操をしていくようにしましょう。
やり方としては、黒目だけを上下左右に動かしつつ、睨みつけるような形を作っていくことになります。
右耳をみて、左耳をみて、おでこを見て、というように黒目を順番に上下左右に動かしていくように心がけましょう。
行う時には、顔を動かさないように注意していくことが重要になります。
睡眠の質
先ほど、睡眠不足が原因と書きました。もちろん、睡眠をたくさんとっていくことも重要ですが、ただ、睡眠時間を長くすればいいわけではありません。やみくもに睡眠時間を長くしたところでいい効果を得られないでしょう。たとえば、深酒や喫煙などは睡眠の質を下げることにも繋がってきますので、できるだけ避けた方が無難です。また、ストレスも睡眠の妨げになりますので、日頃から、安定した心で過ごせるように調整していくようにしましょう。
また、寝具にもこだわることが重要です。起きた時になんとなくスッキリしていないのであれば、それは布団や枕の選び方を間違えているケースがあります。いろんなものを試しつつ、自分に合ったものを見つけていけるとベストでしょう。
美容手術
上記のようなものが、基本的には自身で行うことができる手術になります。ただその一方で、自分ではできずに大きな改善が見られず困っているケースもあります。そんな時にはどうしようか迷ってしまいますね。
そこでおすすめなのが、美容外科手術です。美容外科手術については少し抵抗があるかもしれません。しかし、割と安全に気軽にできるものでもありますし、重い瞼が軽くなるのであれば、ストレスも感じにくくなってくるはずです。
もちろん強制されるものでもないので、自身でじっくりと選ぶのがいいとは思いますが、あくまで1つの方法として認識しておくといいでしょう。
眼瞼下垂手術
基本的には手術というと薬を飲んだり、注射をして行うケースも多かったりします。その一方で、目の場合は上記のものが効きにくいので外科で行うことが一般的だったりします。以前とは違い、今では手術を受ける人のことを考えたいろいろな良い方法が編み出されているのです。以下で、実際にどんな方法があるのかなどについて、細かく見ることができたらと思っているところです。
挙筋前転術
1つ目は筋肉にフォーカスした手術になります。目の中には「眼瞼挙筋腱膜」というものがあるので、これを短くすることで瞼を引き上げて調整する手術になります。切開して調整するわけですが、それほど大きく開けるわけでもないので、体の負担も小さいです。また数十分で手術も終わりますので、割と気軽に受けることが可能です。
手術後は数日間、生活習慣を少し変える必要がありますが、大きく混乱することはないでしょう。
前頭筋吊り上げ術
おでこを中心とした前頭筋を引き上げていく手術もあります。他の筋肉が動かなくなってしまった場合に、前頭筋から変えていくわけです。前頭筋を上げることで、他の筋肉にも伝えていくことができますので、そこでのメリットが大きくなるわけです。
こちらも数十分で済むケースがほとんどですので、それほど大きな負担もなく行うことが可能です。
余剰皮膚切除術
これまでは、神経の異常に関して言っていたり瞼の重さに関しての解説を中心に行ってきました。ただ、いずれも正常に機能している場合があります。
そんな時は、瞼の皮膚が大きくなっている場合がありますので、これを中心に治していくことが必要になってきます。切る場所については眉毛や二重のラインなどに沿って行うことが中心になりますが、これらの部分は目立たなくなっているので、それほど問題がないのです。
挙筋法
こちらは、二重を作ることで瞼を引き上げる手術になります。特に一重の人などは目元がスッキリしてくるので、かなり印象を変えることができるでしょう。ただ、この手術は結構難易度が高くなっているのも特徴です。そのためじっくりと医院を選んでいくことも重要になってくるでしょう。内出血などが起こり、かなり術後の症状が大きくなることもありますので、しっかりと信頼できる医師に相談していくことが大切になります。
脂肪吸引
こちらは、そもそもの目の周りの脂肪を吸引する手術になります。脂肪吸引というと、みなさんはどんなイメージを持つでしょうか?多くの人はダイエットなどでお腹の脂肪を取ることをイメージしているんじゃないかと思います。ただ、実際は目の周りにも小さな穴を開けて脂肪を取ることが最近の技術の中で可能になってきているのです。また医院によっては緊急時に合わせた体制も整っていますので、安心して行うことも可能になっているのです。
外科手術がおすすめ
ということで、自分なりにいろいろと実践してみて瞼が軽くなればそれでいいでしょう。ただ、ずっと瞼が重かったり気になるようであれば、ストレスに感じる時間がもったいないです。それだったらば、いっそのこと手術をしてしまった方がスッキリするし、自分にもプラスになるでしょう。ぜひ色々と検討しつつ、やってみると結果が変わってくると思っています。
まとめ
瞼が重くなる原因としては、自分で治せるものと医療に頼った方がいいものがあるのは事実でしょう。
このあたりは、自分の事情に合わせつつ、どっちを選択していけばいいのかを見つけられると非常にベストになります。
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